通信制高校って何?

通信制高校は高校教育課程のひとつ!
日本の高校教育課程には「全日制高校」「定時制高校」「通信制高校」の3つがあり、自分のライフスタイルに合わせて選択することができます。これらの高校教育課程のおもな違いは、学ぶ「場所」と「時間」、そして「学習方法」になります。

時間や場所に縛られることなく、さまざまな学び方が可能

通信制高校は、通学・自宅学習など学校が設置するコースによって、自分の希望に合わせた時間や場所で学ぶことが可能です。そのため「学びながら夢を実現させたい人」「退学したけど再チャレンジしたい人」「自分のペースで高校教育を受けたい人」など、さまざまな方が学んでいます。

  場所 時間 学習方法
通信制高校 選択できる
※スクーリング時のみ決められた校舎に通学
選択できる レポート(添削指導)、スクーリング(面接授業)⇒テストによる単位取得。学年はなく、必要単位を取得すれば卒業(単位制)
全日制高校 決められた校舎 昼間6時間程度/日 先生による授業⇒テスト、実技、レポートなどによる単位取得。学年で決められた単位を取得し、進級、卒業(学年制)
定時制高校 決められた校舎 夜間4時間程度/日※昼間部を選べる定時制もあります 先生による授業⇒テスト、実技、レポートなどによる単位取得。学年で決められた単位を取得し、進級、卒業(学年制)

学習の進め方

通信制高校では「レポート」「スクーリング」「テスト」という流れで勉強し、単位を取得します。

最近では携帯やパソコンからのレポート提出が可能な学校も増えています。また、スクーリングは週3~5日通学するものや短期集中の合宿で行うタイプなど、学校やコースによってさまざまです。

■レポート(年間50~60通程度)
  • 先生から課題が届く⇒レポート提出⇒添削指導
■スクーリング(年間4日~200日以上)
  • 先生による直接指導
■テスト
  • 単位認定のための試験(一般的に30点以上で合格)
通信制高校は単位制

通信制高校の大きな特徴のひとつは「単位制」です。「学年制」の多い全日制の高校では、単位をひとつでも落とすと留年し、また1年間同じ学年の勉強をしなければなりません。
通信制高校の卒業に必要とされるのは74単位。3年以上の期間の中で、自分のペースに合わせて単位を取得し、卒業することができます。

入学・卒業時期

通信制高校に入学するには、「新入学」「転入」「編入」の3つの方法があります。新入学の場合は4、10月と入学時期が定められていますが、転入については、ほとんどの学校で時期を問わずに受け入れています。編入に関しては、4、10月に受入れを行のが一般的。ただし、それ以外の時期に生徒の受入れをしている場合もありますので確認してみましょう。

卒業時期は、どの学校も3月と9月の年2回となっています。

■新入学
  • 中学を卒業したのち、初めて高校に入学すること。または、前籍の高校を退学し、単位を引き継がずに入学すること
■転入
  • 高校在学中に、ほかの高校に入学(転入)すること。前籍の高校の単位をそのまま引き継ぐことができます
■編入
  • 高校中退後に、再度ほかの学校に入学すること。前籍の高校の単位をそのまま引き継ぐことができます
卒業に必要な要件

卒業に必要なのは、以下の3つの要件です。

  • ・就業年数が通算3年以上であること
  • ・修得単位の合計が74単位以上であること
  • ・特別活動に30単位時間以上参加していること

特別活動とは、ホームルームや入学式、卒業式などの学校行事のことです。1単位50分で計算され、学校によって修学旅行や体育祭、体験学習、クラブ活動など、多様な活動が設けられています。